無人島プラトンなど

 とくに、書くことがない、ということからはじめたくない。しかし、書くことはない、その書きたいという欲だけはある。そんなに、うまく書けないけれど。

 書くことについて、エクリチュールとか。そういうことについて、読んだりした。読んだりしていた。

 もう書く気があんまり起きない。詩でも書きたい。まだ、フォームというか、エクスキューズなしで書くことがない。というか出てこない。なにか、書きたいことはあるのだろうけれど。

 書きたいのに、書くことがない。したいのに、したいプレーはない。そういう変なことはおきる。内容ではなく、ただしたい、と。だったら、とりあえず書けばいい。書くことが、したいのだから。内容など関係ない。人に向けて、書く必要もとくにない。というか、エッセイみたいな日常のことを書かなきゃという意識がどこかある。そういうものから、解放されたい。

 昨日はご飯をあんまり食べなかった。ダイエットをしはじめた。なぜ、ダイエットなんかをするのか。というか、書きたいことはなんなのだ?あんまり、そこの動機がない。普通の日常を書きたいのか。それとも人気取りをしたいのか。レスポンスを求めているのか。けっこう、後者に傾いている。

 いやなことだ。誰にも読まれなくてもよいから、書きたい!ということがない。いや、人気を取る?まあそういう志向はある。しかし、そんなことをしたいわけじゃない。フッサールでも読むか。志向性なのだから。

 もっと適当に。昨日はパスタを食べるのを我慢した。それがなんだっていうんだ。うるさい、パスタを食べたってことなんだよ。ああ、これはちょっとは書けている。いいことだ。そもそもパスタは太る。炭水化物だ、糖質なんか、やばい。無人島の帰りに食ったパスタはうまい。無人島だとまじで食うものがない。

 無人島には二泊三日でいった。しかし、食事なんかほとんどとれない。マクドナルドのバーガーでもかいたかった。話しても話しても時間はすぎない。本当にファックだ。なんていやさだ。苦しかった。つった魚はくそまずいし。生臭い。いったことを後悔。でもいい思い出にはなるから、ふざけてる。また行きてえじゃねえか、ちくしょう!

 なんて馬鹿なことをいっても始まんねえ。おれは哲学をしてる。フィロソフィーなんてできやしない。普通、そんなのは大哲学者のやること。きちんと問を立てる。しかし答えをだす。しかも、それは不可能だ。そんなことはできねえ。エジプトに行きてえ。プラトンみたいに。

 プラトンはなんか、よわそう。理想が高すぎる。高杉晋作について。ただの連想だ。なにを書けばいいかわかんねえ。プラトン、今度読んでみようか。とりあえず今日はここまで。しかし、悲しくないか。いや、わかんない。こんなことかいてなんになるか。涙がでてくる、いや出てこない。